長編ドキュメンタリー映画燃えるドレスを紡いで

長編ドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』（予告篇）

中里唯馬は2008年にベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、2009年に「YUIMA NAKAZATO」を設立。翌年7月、日本人では森英恵以来の2人目となるパリ・オートクチュール・コレクションの公式ゲストデザイナーに選ばれ、継続的にパリで作品を発表しているデザイナーである。
人間と衣服の関係性に長年向き合ってきた中里は、「衣服の最終到達点が見たい」と映画監督の関根光才と共にアフリカ・ケニアに渡り、その現状を取材。そこで目にしたものは煙をあげて自然発火する、圧倒的な質量のゴミの山だった。
アフリカが世界中から衣類をゴミとして押し付けられた現実を目にし、打ちのめされた中里は、帰国後、不屈のチャレンジ精神で、未来へ繋がるデザインのあり方を模索する。EPSONやSPIBERといった企業の技術や素材を革新的なアイディアで起用し、度々襲いかかるトラブルと壁を乗り越えながら、中里はパリコレに挑む。

2024年3月16日より、全国順次公開。

Official Website:
dust-to-dust.jp/

2024

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